なけなしのお金で一攫千金を狙わず、
まずは地道に天引き貯金でタネ銭作りを
コツコツ貯めるというよりも、宝くじを買ったり、リスキーな取引きに手を出して一攫千金を狙うタイプ。読みががあたれば大儲けですが、たいていの場合は予測が楽観的すぎて、結果的にはお金を失うことになりがちです。
だからといって、地道な貯蓄は苦手です。自分の意思でお金を積み立てる方法は長続きしません。お金を貯めるのなら、意識しないうちに残高が増えていく天引き貯金を。天引きされたお金は最初から「ないもの」と思って生活していると、数年のうちにかなりまとまった金額になります。そうなると、簡単に手をつけにくいもの。
タネ銭ができるまでの最初の期間をがまんできるかどうかがカギです。
ゆとり資金ができたら直感を発揮して運用
ある程度の余剰資金ができたら、独創性を発揮して運用にチャレンジを。たとえば、これから業績が伸びそうな新しい会社の株や、成長しそうな国の外貨で預金するなど。ただし、こうした運用はあくまでも余剰資金でするもの。なけなしのお金を直感だけで運用するのはあまりにも危険です。
文 ヨハンナJFK