ドラマチックな夢を追い求めるよりも、
身近なところにいる青い鳥に気づいて

　いつか必ず運命の人と巡り合えると信じているあなた。それまでの恋は、どこか予行演習のような感覚があり、「これは本物じゃない、いつかきっと、最高にロマンチックな出会いがある」と頭の片隅で思っています。
　そんな態度は彼にも伝わってしまいますから、別れにつながります。童話の「青い鳥」ではありませんが、運命の出会いは案外身近なところにあるかもしれません。
　見果てぬ夢を追い求めてばかりいると、むなしく時間だけが過ぎていきます。

ささやかな日常生活を新たな視点で観察する

　運命の恋をキャッチするには、敏感なアンテナが必要です。大げさな愛の言葉や高価なプレゼントといったわかりやすい記号で運命の恋は訪れないからです。
　もっと、ささやかなもの、たとえば、眼と眼があった瞬間のときめき、さりげなくかけてくれた優しい言葉など、微妙な心の揺らぎに敏感になりましょう。
　学校や職場、行きつけのお店など、日常生活のシーンを新たな視点で観察してみると、何か発見があるはず。運命の恋には過剰な演出は必要ないのです。