返してもらわなくても構わない範囲で人のために役立つお金を差し出す
困っている人がいたら、進んで援助の手を差し伸べるのがあなたの美点。お金がからむときは、「あとで返してもらおう」と思わず、あげたものと割り切れる範囲で援助してあげましょう。人間は感謝を強要されると、せっかくの好意でやってもらったことにも反発するものです。 たとえば、途上国への援助でも、莫大なお金を渡して橋やダムを作ってあげても、あとでお金を取りたてるようなことをすると、反感をかいます。 反対にささやかな金額でも、無償の心で差し出せれば、深く感謝され、お金も有効に使われます。あなたが差し出したお金は巡り巡って、目に見えない形でも大きな幸運となってあなたに戻ってくるでしょう。